賃貸物件を探すとき、家賃や間取り、
駅からの距離は比較しやすい条件です。
一方、台風や大雨が起きたときに
「どこまで水が来る可能性があるのか」
「どこへ避難するのか」まで
確認している方は多くないかもしれません。
長く暮らす部屋だからこそ、
晴れた日の住みやすさだけではなく、
天候が崩れたときの行動まで
考えて選ぶことが大切です。
ハザードマップから確認する
気になる賃貸物件を見つけたら、
住所をもとにハザードマップを
確認してみましょう。
ハザードマップでは、
洪水や内水、高潮など、
地域ごとに想定される
災害リスクを確認できます。
国土交通省の
ハザードマップポータルサイトでも、
各地域の災害リスクや、
自治体が作成した
ハザードマップを確認できます。

大切なのは、
物件の場所に色が付いているかだけを
見ることではありません。
✅ 想定されている浸水の深さ
✅ 最寄りの避難場所
✅ 避難場所まで通る道路
✅ 洪水・内水・高潮などの種類
🗺️ 「家から避難先まで」で見る
部屋探しの防災では、
建物だけを一点で見るより、
「自宅から安全な場所へどう移動するか」
まで含めて考えることが重要です。
スマートフォンで
住所を調べるだけで終わらせず、
内見の行き帰りに周辺道路も歩いておくと、
地図だけでは分からない
高低差や道幅にも気づけます。

浸水リスクは現地でも見る
ハザードマップを確認したら、
次は実際の建物周辺を見ます。
道路よりエントランスが低くなっていないか、
駐車場や駐輪場が
地下・半地下になっていないかなど、
雨水が流れ込みそうな場所を
内見時に確認しましょう。
特に1階の部屋では、
室内だけでなく建物の外側を
見ることがポイントです。
🌧️ 水はどこへ流れるか
建物の前に立ったら
道路や敷地の傾斜を見てみましょう。
道路から建物側へ下っているのか、
排水溝がどこにあるのかを見るだけでも、
浸水リスクを考える手がかりになります。

窓と避難経路も内見で確認
台風では雨だけでなく
強風への備えも必要です。
内見では
窓の大きさや位置に目が行きがちですが、
防災の視点ではサッシの状態や
雨戸・シャッターの有無も
確認しておきたいところです。
ベランダがある場合は、
排水口の位置や室外機、
物干し設備なども見ておきましょう。
✅ サッシに目立つ隙間がないか
✅ 雨戸やシャッターがあるか
✅ ベランダの排水口が
詰まりやすそうな状態ではないか

🚪 玄関を出た後まで考える
防災というと
室内の備蓄品を思い浮かべますが、
賃貸探しでは
「玄関を出た後」も重要です。
エレベーターが使えない状況を想定して
階段の位置を確認したり、
共用廊下から建物の外まで
実際に歩いたりすると、
避難時の移動経路を
イメージしやすくなります。

防災も部屋選びの条件に
賃貸物件は、
毎月の家賃や間取りだけで
決めるものではありません。
ハザードマップで
地域の災害リスクを確認し、
内見では建物周辺の高低差や、
窓、ベランダ、避難経路まで見ることで、
「普段の暮らしやすさ」と
「災害時の行動」の
両方から物件を比較できます。
気になる物件が見つかったら、
家賃や設備だけでなく、
周辺環境についても確認してみてください。
「内見ではどこまで見ればいい?」
「この条件ならどんな物件を探せばいい?」
という段階からでも、
住まいるーむへお気軽にご相談ください。