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物価高の今こそ知っておきたい!“家賃を極力抑える”賃貸選びの新常識

「そろそろ一人暮らしを始めたい」「今の家賃が少し負担に感じる」──
そんな思いを抱えて賃貸物件を探している方も多いのではないでしょうか。

特に最近は、物価の高騰が続き、食品や光熱費など“目に見える生活費”にばかり注目が集まりがちですが、実はもっとも大きな出費のひとつが「家賃」。
だからこそ、毎月の家賃を少しでも抑えたいというニーズは高まっています。

とはいえ、「駅から遠いほうが安い」「築年数が古いと家賃が下がる」などの“よくある節約法”は、もう聞き飽きたという方も多いはず。

そこで今回は、賃貸選び初心者でも実践できる、ちょっと意外で使える“家賃を極力抑える”物件探しのヒントをご紹介します。

実際に物件を扱う現場だからこそ見えてくる、「住まいるーむ」流の視点。
無理せず、でもしっかりと節約につながる、そんな選び方を一緒に見ていきましょう。

家賃は“下げる”より“抑える”!物件価格のからくりを知る

「できるだけ家賃が安い部屋を選びたい」と考えるのは自然なことですが、実は“安さ”だけを基準に探すと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
重要なのは、“単純に安い”のではなく、“どうして安くなっているのか”という背景を読み解くこと。

たとえば、周辺の相場より1〜2万円安い物件があったとします。
「古い建物だからかな?」「1階だから?」と思いきや、実はこういったケースもあるのです。


● 法人契約向け物件が個人契約OKに変わったケース

企業の社宅用に押さえられていた物件が、契約終了とともに一般に開放されることがあります。
こうした物件は、相場のデータに反映されづらく、掘り出し物として出てくることも。
設備はそのままで家賃は抑えられているため、非常に狙い目です。


● 分譲マンションが賃貸化されたもの

「分譲」と聞くと高級なイメージがあるかもしれませんが、所有者が投資用として貸し出している場合、周辺の賃貸マンションより家賃設定が控えめなこともあります。
オートロックや宅配ボックス付きなど、共用設備が充実しているのも魅力です。


● 一見ネックに思える条件が、実は“穴場”の鍵に

たとえば「1階」「線路沿い」「駅徒歩15分以上」といった条件は敬遠されがちですが、防犯設備や騒音対策が万全で、実際には住みやすいケースも少なくありません。
こうした物件は価格が抑えられやすく、かつ入居率が低いため、交渉もしやすくなることがあります。


家賃を「ただ下げる」のではなく、相場の中で“お得な理由”を見つける視点を持つことで、コスパの良い物件に出会いやすくなります。
初心者こそ、「なぜこの家賃設定なのか?」という“裏側”に注目することが、後悔しない賃貸選びの第一歩です。

初期費用が高い物件こそ、実は“家賃が安くなる”可能性がある

「初期費用がかからない物件の方が、おトクに決まってる」
そう思っていませんか?

もちろん、敷金・礼金ゼロ、仲介手数料無料の物件は、初期の出費を抑えたい人にとって魅力的に映るかもしれません。ですが、“最初に安くても、長く住むほど損をする”物件があることをご存知でしょうか。

ここでは、あえて初期費用が高い物件に目を向けるべき理由をご紹介します。


● 家賃設定に“バッファ”がある場合が多い

初期費用がしっかりかかる物件は、オーナー側の意向として「長く住んでもらいたい」=「安定した家賃収入を重視している」傾向があります。
そのため、月々の家賃は市場価格より少し低めに設定されていることも。
初期費用が高めでも、1〜2年住めばトータルコストが逆転する場合もあるのです。


● “礼金なし物件”の裏にある本当のコスト

礼金ゼロと書かれていても、その代わりに鍵交換費用・クリーニング代・入居サポート費などが上乗せされているケースもあります。
一方で、礼金ありの物件は逆に、追加費用が少なく、透明性の高い契約内容になっていることも多くあります。


● フリーレント付き物件との比較にも注意

「1ヶ月家賃無料!」というフリーレント物件も魅力的ですが、よく見るとその分家賃が相場より高めに設定されているケースが少なくありません。
「無料期間後に更新料が高い」「解約違約金がある」など、実は短期向けのプランであることも。


短期の出費ばかりを気にして“初期費用ゼロ”に飛びついてしまうと、結果的に長期的な家賃総額で損をしてしまう可能性があります。
目先の安さだけでなく、「総額でどうか?」という視点で比較することが、家賃を抑えた賃貸生活への近道です。

立地を見直せば“物価の安さ”がついてくる

賃貸物件を探す際、「家賃が安いエリア」を優先する方は多いですが、見落とされがちなのが周辺の“物価”です。
実は、家賃だけでなくその後の生活費全体
に大きく関わるのが「どこに住むか」という選択。

「この物件、家賃は安いけど、なんか生活がキツいな…」
そんな違和感の正体は、周辺環境のコスト差かもしれません。


● コンビニしかないエリアは生活コストが高くなる

物件の近くにスーパーやドラッグストアがないと、日常の買い物はコンビニ頼みになりがちです。
コンビニは便利ですが、単価が高いため、食費・日用品費がじわじわと上昇します。
家賃が抑えられても、生活費が膨らんでしまっては本末転倒です。


● 商店街のある街は“家賃以外”の支出を抑えやすい

大阪市内には、今でも活気のある商店街が残るエリアがあります。
こうした地域では、野菜やお惣菜が安く手に入るため、自炊派や節約志向の人には特におすすめ。
さらに、地元密着の古い飲食店が多く、外食もリーズナブル。全体として出費を抑えやすいのが特徴です。


● オシャレな街=物価も高い?

SNSで人気のある“オシャレエリア”は、飲食店やスーパー、雑貨店などの価格設定も高めになりがちです。
「なんとなく良さそう」で住むと、毎日の出費に圧迫される可能性もあるので要注意です。


家賃に目を奪われがちですが、毎月の固定費は“生活全体のコスト”で見ることが大切です。
物価の安い地域を選べば、トータルの支出が自然と下がり、結果的に“住むコスト”を抑えることにつながります。

一人暮らしでも「ルームシェア対応」物件をあえて選ぶ

「ルームシェアOKの物件は、複数人で住む人専用」
そんな先入観を持っていませんか?

実は、一人暮らしであってもルームシェア可能な物件を“あえて選ぶ”ことで家賃を抑えられるケースがあります。


● 広さに対して家賃が割安な物件が多い

ルームシェア前提で作られている物件は、2LDKや3DKなど広めの間取りが多く、一人で使うには贅沢すぎるように見えるかもしれません。
しかし、そうした物件は人気が分散しやすいため、相場よりやや割安な価格で出ていることも
条件が合えば、一人暮らしでも「余裕のある暮らし」を低コストで実現できることがあります。


● 間取りがシンプルで家具配置がしやすい

シェアを前提にしているため、各部屋の独立性が高い間取りになっている物件も多く、家具の配置や生活動線も取りやすいのが特徴です。
本来複数人用として設計された作りを一人で活用することで、ストレスの少ない生活空間が手に入るという利点もあります。


● 交渉の余地が広がりやすい

ルームシェアOKの物件は、入居者が限られるため空室リスクが高め
そのため、一人で入居希望を出すことで「長期入居が前提であれば、家賃を下げてもらえる」など、交渉の余地が生まれやすいのもメリットです。
特に賃貸初心者の方は、相談しやすいオーナーや不動産会社を選ぶことが、家賃を抑えるポイントにもなります。


一見ハードルが高そうに思える「ルームシェア可」の物件ですが、一人暮らしであっても、コスパと快適性の両立ができる穴場の選択肢です。
柔軟な視点を持つことで、家賃を抑えつつ“思っていた以上に住みやすい部屋”に出会える可能性が広がります。

賃貸初心者が見落としがちな「管理費・共益費の使い道」をチェック

物件探しの際、多くの人が「家賃」にばかり目を向けがちですが、意外と見落とされやすいのが管理費・共益費の存在です。
家賃が安いと思って契約したのに、「結局、毎月の支払いは相場と変わらなかった」というケースは少なくありません。

では、管理費や共益費とは一体何に使われているのか。そして、どう見極めればいいのか――賃貸初心者こそ知っておきたいポイントを紹介します。


● 「安い家賃+高い共益費」には要注意

家賃そのものは抑えられているのに、共益費が月1万円近くかかるような物件もあります。
この場合、実質的な月額費用は「家賃+共益費」であるため、トータルで見ると他の物件とあまり差がないこともしばしば。
共益費の高さが設備やサービス内容に見合っているか、必ずチェックする必要があります。


● 共益費に何が含まれているかは物件ごとに違う

中には、共益費にインターネット代、宅配ボックスの保守費用、防犯カメラの維持管理費などが含まれている物件もあります。
このような場合、別途費用が発生しないため、結果的に月額コストは抑えられることも。

逆に、共益費が高いのに用途が不明確な場合は、「単なる家賃の一部として上乗せされているだけ」ということもあるため注意が必要です。


● 管理費が安すぎる物件にもリスクがある

「管理費なし」や「共益費500円」といった破格の物件は魅力的に映りますが、共用部分の掃除が不定期だったり、修繕対応が遅かったりと、快適さに影響が出る可能性もあります。
物件の維持管理がきちんとされているかは、内見時にエントランスや廊下の清掃状況を見れば分かることも多いです。


家賃だけで判断するのではなく、「総額」で比べるクセをつけることが、賃貸初心者にとって非常に大切です。
見た目の安さに惑わされず、支払う金額と得られるサービスのバランスを見極める目を持ちましょう。

まとめ|家賃は「賢く抑える」時代へ

物価が上がる中で、暮らしの中で最も大きな固定費となる「家賃」。
これをただ「安いところに住む」だけで乗り切ろうとすると、かえって不便だったり、結果的に支出が増えたりするリスクもあります。

今回ご紹介したように、家賃を“賢く抑える”には次のような視点がカギになります。

  • 相場より安い理由を読み解いて、掘り出し物件を見つける
  • 初期費用が高めでも、長く住めば得になる物件を選ぶ
  • 周辺物価に注目して、生活コストごと下げる
  • ルームシェア可物件を一人で借りるという柔軟な発想
  • 家賃以外の費用(共益費・管理費)まで含めて総合的に判断する

「何となく」で選ぶのではなく、少し視点を変えるだけで、快適さを犠牲にせず家賃を抑えることは可能です。

もし「一人ではなかなか選べない」「希望はあるけど、条件に合う物件が見つからない」という方は、私たち住まいるーむにぜひご相談ください。

初めての賃貸でも安心してスタートできるよう、物件の選び方から契約・引っ越しまで、あなたに寄り添ってサポートいたします。

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