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内見で何を見る?初めての賃貸内見チェックリスト【保存版】

目次

1,間取り図や写真だけではわからない現地のリアル
 日当たりは「図面」じゃ判断できない
 周囲の音、部屋の反響も「現地」でしか分からない
 空気感やにおいは、写真では伝わらない
 違和感をキャッチするためのコツ

2,プロでも見落とす!? 意外な盲点トップ5
 ① コンセントの位置と数
 ② 洗濯機置場の蛇口の高さ
 ③ 換気扇の音と吸い込み具合
 ④ スマホの電波状況
 ⑤ 郵便ポストのセキュリティ

3,20代の単身者・学生・カップルが特に見るべき項目
 1人暮らしさんが見るべきは「収納」と「玄関の動線」
 チェックすべきは「自転車置き場」と「ネット環境」
 「冷蔵庫スペース」と「洗面台の広さ」も要チェック

4,建物の中だけで満足してない?外も見るべき理由
 昼と夜の帰宅ルートは必ず両方チェック!
 線路・パチンコ・飲食店に要注意!
 共用部の“荒れ具合”でわかる住民の雰囲気

5,【内見時にやるべき3つの“行動”】
 ① 実際に扉・窓・収納をすべて開けてみる
 ② スマホのタイマーで日当たりの変化をチェック
 ③ 家具配置を脳内シミュレーションしながら歩く

6,【内見で聞くべき質問集】
 「前の入居者はどのくらい住んでいましたか?」
 「ネット環境はどうなっていますか?」
 「壁紙や床は張り替え済みですか?」
 「初期費用の内訳を教えてください」
 その他の聞いて損なしな質問リスト

7,まとめ

「え、そこ見てなかった…」

賃貸の内見後に、こうつぶやいた人は意外と多いんです。

写真で見て「ここいいかも!」と思っていた物件でも、実際に住み始めてから

「コンセントが少なくて延長コードだらけ…」
「洗濯機がうまく置けない!」
「上の階の足音が毎日響く…」
なんて後悔、少なくありません。

特に、初めての一人暮らしやカップルでの同棲を控えている方にとっては、「何を見ればいいのか分からない」状態での内見はハードルが高く感じますよね。

でも大丈夫!

この記事では、内見の“見るべきポイント”をプロ目線でわかりやすく解説
しかも、ありがちな内容ではなく、意外と見落としがちなリアルなチェックポイントを厳選しました。

「この部屋にして良かった!」と思えるよう、後悔しない賃貸選びの第一歩を踏み出しましょう。

1,【基礎】間取り図や写真だけでは絶対にわからない現地のリアル


ネットに掲載されている間取り図や写真は、確かに便利。
でも、それだけで判断してしまうのはちょっと危険です。

なぜなら、図面では“快適さ”の本質までは見えないから。


日当たりは「図面」じゃ判断できない

南向きって書いてあるから安心?
実はそれ、マンションの構造次第で全然日が入らないことも。

・隣の建物が接近していて昼間でも暗い
・1階で塀に囲まれていて光が入らない
・ベランダの上が屋根で日陰になっている

…なんてこともあります。

チェックポイント:内見の時間帯

できれば午前中と午後、どちらも日当たりを確認できるとベスト。
時間帯によっては、1日中薄暗い物件もあるので要注意です。


周囲の音、部屋の反響も「現地」でしか分からない

「静かな住宅街」と書かれていても、
実際に行ってみると…

・すぐそばが線路で電車音が響く
・隣の建物が工場や飲食店で夜遅くまで音がする
・外に子どもが多くて常にわいわいしている

といった“音”の問題は現地に行かなければ絶対に分かりません

部屋の中でも「話し声が響きやすいか」「壁が薄いか」は実際に声を出してみてチェックするのもひとつの方法です。


空気感やにおいは、写真では伝わらない

意外と多いのが、「におい問題」

・前の住人のペットやタバコの残り香
・カビっぽい湿気のにおい
・周辺施設から漂う飲食系のにおい

嗅覚は慣れやすいですが、最初に「ん?」と思ったら注意サイン。
内見時に「におい」を軽く確認するだけでも、後悔を減らせます。


違和感をキャッチするためのコツ

短時間の内見では、“なんとなく変だな”という直感が大切。
迷ったときは、自分の感覚を信じましょう。

チェック方法としては:

  • 部屋に入った瞬間の「第一印象」をメモに残す
  • 視覚・聴覚・嗅覚の3つを意識して観察する
  • 無理に「いいところを探そう」としない

住んでから「やっぱり違った」と思わないために、
現地でしか得られない情報に敏感になっておくことがポイントです。

2,【チェックリスト1】プロでも見落とす!? 意外な盲点トップ5

内見のとき、つい「広さ」「キレイさ」「日当たり」に目が行きがち。
でも、本当に後悔しないためには**“細かい生活目線のチェック”**が大事なんです。

ここでは、プロの不動産スタッフでもつい見落としがちな5つのポイントをご紹介します。


① コンセントの位置と数

家電をたくさん使う現代人にとって、コンセントは生命線。

でも…図面には場所や数が書かれていないことが多い!

特にありがちな失敗例:

  • Wi-Fiルーターを置きたいけど、玄関しか空いてない
  • ベッドと干渉してスマホの充電がしにくい
  • キッチンに家電を置くスペースはあるのに、コンセントが足りない

ポイント:家具配置を想定しながらコンセントの場所を確認すること!
延長コードで対応しようとしても、見た目も不便さも地味にストレスになります。


② 洗濯機置場の蛇口の高さ

ドラム式洗濯機、使ってますか?
もしこれから買う予定なら、蛇口の高さは絶対チェック!

意外と多いのが…

  • 蛇口が低すぎて、ドラム式が物理的に入らない
  • ホースが蛇口に届かず、設置できない

ポイント:蛇口の高さ&奥行きをメジャーで測っておくこと
内見時にスマホで「洗濯機 蛇口 高さ」などと調べながら確認すると安心です!


③ 換気扇の音と吸い込み具合

「キッチン換気扇、回ってるだけじゃ意味がない」
これ、案外知られていません。

こんなトラブルもあります:

  • 換気扇が回っているのに料理のニオイがこもる
  • 吸い込みが弱く、湿気が抜けない
  • 音が大きすぎて寝るときに気になる

ポイント:内見中にスイッチを入れて、音と吸い込みを体感してみよう!
入居後に“臭い部屋”にならないためにも大切なチェックです。


④ スマホの電波状況

まさか…と思うかもしれませんが、
部屋の中が圏外になる賃貸物件、意外とあります!

特に要注意なのが:

  • 地下・半地下の物件
  • 周囲を高い建物に囲まれている場所
  • 鉄筋コンクリート造で電波が通りにくい部屋

ポイント:内見時にスマホで動画を見たり、速度測定してみよう!
Wi-Fiを契約しても、スマホの電波が悪いと日常的な不便さがつきまといます。


⑤ 郵便ポストのセキュリティ

これは見逃しがちですが、トラブルを防ぐために超重要!

例えば:

  • 郵便ポストがむき出しで鍵なし→個人情報の流出リスク
  • ネット注文が多いのに、宅配ボックスがない
  • ポストの位置が不便で、取りに行くのが面倒

ポイント:鍵付きポストの有無や宅配ボックスの有無を要チェック!
特に一人暮らしやネット通販をよく使う人は、しっかり確認しておきましょう。

3,【チェックリスト2】20代の単身者・学生・カップルが特に見るべき項目


内見チェックの基本を押さえたら、次は自分のライフスタイルに合わせた“見るべきポイント”をおさえておくことが重要です。

「学生」「1人暮らし」「カップル」では、暮らし方も求める設備もまったく違います。
ここではそれぞれの立場に合った“後悔しないための着眼点”を紹介します!


1人暮らしさんが見るべきは「収納」と「玄関の動線」

1Kやワンルームだと、部屋数が限られるぶん、“しまえる量”と“動きやすさ”が暮らしやすさを左右します。

こんなポイントをチェック

  • クローゼットの奥行きと高さ:ハンガーが横にかけられるか?
  • 上部収納は踏み台なしで使える高さか?
  • 玄関からキッチンまでが直線で、荷物を運びやすいか?
  • 靴箱にスニーカーやブーツが入るか

特に女性の一人暮らしだと「玄関周りの暗さ・人通りの視線」なども含め、防犯の視点も加えてチェックしておくと安心です。


学生さんがチェックすべきは「自転車置き場」と「ネット環境」

大学生の多くは、自転車通学 or アルバイトで移動が多め。
そのため、“動線”と“通信環境”の2つが快適さのカギになります。

注目ポイントはこちら

  • 自転車置き場が屋根付きかつ十分な広さがあるか?
  • 無料Wi-Fi付きの物件でも通信速度は実用的か?(→動画視聴やZoom授業に耐えられる?)
  • スマホとパソコンを同時に使ったときに重くならないか?

内見時にはスマホでスピードチェックアプリを起動し、「このWi-Fi遅くない?」問題を事前に回避しましょう。


カップルが見落としがちなのは「冷蔵庫スペース」と「洗面台の広さ」

同棲を始めるカップルが後悔しがちな2大要素がこれ。
2人分の生活って、想像以上に“かさばる”んです。

チェックすべきは

  • 冷蔵庫置場の横幅・高さ・コンセントの位置
    (→2人用の大型冷蔵庫が入るか?)
  • 洗面台が並んで使える広さか?
    (→朝の準備でケンカ防止)
  • キッチンの作業スペースの幅
    一緒に料理できる余裕がある?
  • クローゼットが2人分の服を収納できるか?
    (→収納不足=部屋が散らかる)

2人暮らしは「広さ」よりも「使い勝手」が重要。“どう住むか”を想定しながら内見するのが成功のカギです。

4,【周辺環境編】建物の中だけで満足してない?外も見るべき理由

内見でキレイな部屋を見ると、つい「ここに決めようかな…」とテンションが上がりがち。

でも、ちょっと待ってください。

賃貸で快適に暮らせるかどうかは、“部屋の中”だけじゃ決まらない。

むしろ、「外の環境」がストレスの原因になるケースはかなり多いんです。
ここでは、内見時に建物の周辺で必ず確認しておくべきポイントを紹介します。


夜道が暗い? ⇒ 昼と夜の帰宅ルートは必ず両方チェック!

「駅から徒歩5分!」と書かれていても、
その道が暗くて人通りが少なかったらどうでしょう?

特に女性の一人暮らしやカップルの片方が夜遅く帰るケースでは、
・街灯の有無
・建物の影や死角が多いか
・コンビニや人通りが近くにあるか

…などの要素が防犯性を大きく左右します。

内見は明るいうちに行うことが多いですが、時間が許すなら“夜にも一度歩いてみる”のがベスト!

「昼は平気だったのに、夜に歩いたら不安になった」という声、かなり多いです。


騒音源が近い? ⇒ 線路・パチンコ・飲食店に要注意!

防音性の高い建物だったとしても、音の発生源が近ければ限界があります。

内見時には意識していなくても、実際に住むとこんな問題が…

  • 線路沿い → 電車の通過音や振動
  • パチンコ店 → 開店前の行列、営業中の音漏れ
  • 飲食店 → 深夜までの客の声やゴミ出しの音・におい

建物の前だけでなく周囲1〜2ブロックをぐるっと歩いて、どんな施設があるかを把握しておくのが◎。

さらに、「昼と夜で営業している店が違う」ということもあるので注意!


ゴミ出しマナーが悪い? ⇒ 共用部の“荒れ具合”でわかる住民の雰囲気

これも見落としがちですが、ゴミ置き場や共用部の清潔さは、その物件の“住み心地”を大きく左右します。

例えば:

  • ゴミが散乱していて回収日を守っていない
  • 自転車置場が雑然としている
  • エントランスに放置されたチラシや段ボール

こうした状態は「管理が行き届いていない or マナーの悪い住民が多い」サインかも。

反対に、共用部が清潔で整理されている物件は、住民同士の雰囲気も良い傾向にあります。

内見時はつい部屋の中ばかりに目が行きますが、
エントランス・階段・ごみ置場・駐輪場など“暮らしの通り道”をじっくり見ておくことが大事です。

5,【内見時にやるべき3つの“行動”】静かに見るだけじゃ足りない


内見中、「へぇ〜広いな〜」「キレイだな〜」と眺めて終わっていませんか?

実はそれ、“見るだけ内見”で大失敗する典型パターンです。

本当に住みやすいかどうかを確かめるには、
その場でしっかり“動くこと”が超重要!

ここでは、プロ目線でも「これやってる人、できてるな」と思う
内見時にこそやってほしい“3つの行動”をご紹介します。


① 実際に扉・窓・収納をすべて開けてみる

「開けていいのかな…」と遠慮しがちですが、
全部開けて大丈夫です!むしろ、開けないと分からないことだらけ。

例としては:

  • クローゼットが思ったより浅くて収納力ゼロ
  • キッチンの戸棚の扉が、冷蔵庫と干渉する
  • 窓の開閉が固くて毎朝イライラ
  • 網戸が破れてて虫が入り放題

開ける・閉めるの動作は、日々の生活に直結します。
しっかり確認して、開け閉めのスムーズさやスペースの使い勝手を体感しましょう。


② スマホのタイマーで日当たりの変化をチェック

「日当たりいいですね〜」って言われたら、
そのまま信じてませんか?

実は、光の入り方は時間帯でガラッと変わります。

おすすめアクション
内見中にスマホのタイマーを1分セットして、光の動きを観察してみましょう。
・影の位置の変化
・部屋のどこに光が入るか
・どれくらいの明るさか

たった1分でも、「あ、思ってたより暗いかも…」と気づけることがあります。
さらに「午前と午後でどっちが明るい?」と聞くのも◎。


③ 家具配置を脳内シミュレーションしながら歩く

内見中にやってほしいのが、“家具が入った後の生活”を想像しながら動くこと。

たとえば:

  • 「ここにベッドを置いたら、通路は何cm残る?」
  • 「ソファ置いたらテレビはどこに?」
  • 「冷蔵庫の扉、開けられるスペースあるかな?」

内見中にメジャーがあればベスト。なければスマホのメモアプリで寸法を書き残しておきましょう。
さらに、写真を撮っておくと後から見返すときにも役立ちます。


ただ見るだけじゃダメ。
「使ってみたらどうなるか」を想像しながら体を動かすことで、
入居後の“リアルな暮らし”が見えてきます。

6,【内見で聞くべき質問集】契約前に“ズバッと”聞いてOK!


内見中、不動産スタッフさんに何を聞けばいいか分からず、
結局ほとんど話さずに終わってしまった…という人、実は多いです。

でも、“その場でしか聞けないこと”を聞いておくことこそ、後悔しない賃貸選びのコツ!

スタッフもプロなので、遠慮せずに聞いてOK!
ここでは、初めての人でも聞きやすく、実は差がつく質問リストをご紹介します。


「この部屋、前の入居者はどのくらい住んでいましたか?」

意外と答えてくれるこの質問、長く住んでいたかどうかは“住みやすさ”のヒントになります。

  • 短期間(半年~1年)で退去していれば、「何か住みにくい理由があったのでは?」と推測可能
  • 長く住んでいれば、それだけ“定着率が高い=住み心地が良い”可能性大

合わせて「退去理由って分かりますか?」と聞くと、よりリアルな情報が得られることも。


「ネット環境はどうなっていますか?料金はかかりますか?」

「Wi-Fi無料」=お得!…とは限りません。
実は、月額が別でかかる“名ばかり無料物件”も存在します。

  • 速度制限がかかる
  • 夜間は遅すぎて使い物にならない
  • 回線はあるけど、契約は個人負担(工事が必要)

契約内容・使用料・回線業者を具体的に確認しましょう。
特にオンライン授業や在宅ワークがある人は必須項目です。


「壁紙や床は張り替え済みですか?」

見た目がキレイでも、前の入居者の使用感が残っていることもあります。

  • よく見るとカビやシミがある
  • ペットの引っかき傷が目立つ
  • タバコのヤニで壁が変色している

「リフォーム済みかどうか」「どのタイミングで施工されたか」を聞いておくことで、生活スタート時の快適さが大きく変わります。


「契約時にかかる初期費用の内訳を教えてください」

賃貸契約は、“家賃以外”の費用で予想外に出費がかさむことが多いです。

  • 敷金・礼金の金額
  • 仲介手数料
  • 火災保険料や鍵交換費
  • 保証会社の加入料

全体の総額だけでなく、「それぞれ何にいくらかかるのか」を聞くことで、費用感がクリアになります。


その他の聞いて損なしな質問リスト(カジュアルに聞ける形で)

  • 「隣の部屋って、どんな方が住んでますか?」
  • 「ゴミ出しのルールってどうなってます?」
  • 「宅配ボックス、ちゃんと使えます?」
  • 「退去時にかかる費用ってありますか?」

ポイントは、“細かすぎるかな?”と思うくらいでも聞いてOKということ。
気になることを聞いておけば、モヤモヤを残さず安心して契約できます。

7,【まとめ】「見たつもり」が一番危ない!チェックリストで後悔ゼロ


「ちゃんと内見したのに、住んでから後悔した…」
そんな声があとを絶たない理由は、たったひとつ。

“見たつもり”で終わってしまっているから。

写真と図面だけでは分からない、
音・光・空気・収納の使い勝手。
そのすべては、現地でしか感じられません。


今日お伝えした「内見チェックリスト」をもう一度おさらいすると…

  • 日当たりや騒音、においなど“体感”が重要
  • コンセント・洗濯機スペース・ネット回線など“生活目線”でチェック
  • 周辺環境は“夜の帰宅ルート”や“共用部の清潔さ”まで見る
  • 家具配置や収納の動線を“動きながら”シミュレーション
  • スタッフには「ズバッと聞く」ことで安心感アップ!

そして忘れてはいけないのが、内見は「見る+動く+聞く」の三拍子が大切ということ。

「ここに住みたい!」と感じた物件でも、一度立ち止まって確認する習慣が、後悔ゼロの賃貸生活へとつながります。


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内見時の丁寧なアドバイス
・ 条件に合った物件のプロ提案
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「仲介手数料が有料でも、ここにお願いしてよかった」
…そんな声が多いのも納得です。


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